不登校・引きこもりの原因は?子どもとの正しい接し方を解説

引きこもりの子供

「子供が不登校になってしまった」「もう長いこと引きこもりを続けている…」

理由も分からず時間だけが過ぎてしまうと、だんだんと不安になってしまいますね。

 
今回は子供が不登校・引きこもりになった場合について、その原因、接し方、相談相手などについて解説します。

子供の不登校・引きこもり その原因は?


実に多くの子どもが、不登校や引きこもりの原因を抱えています。あなたの子供だけが特殊という訳ではありません。

人生経験が浅く、繊細で感情豊かな子供は、些細なことがきっかけで不登校・引きこもりとなってしまいます。

 
以下では、子供が不登校・引きこもりになる原因についてみていきます。

一番の原因は「自己評価の低さ」

子供が不登校・引きこもりになる一番の原因は「自己評価の低さ」です。

不登校・引きこもりのきっかけは多様ですが、根本的な原因はここにあるようです。

 
大人であっても、時に自分が無価値であると感じることはありますが、不登校・引きこもりの子供の場合、自己評価の低さが慢性的に存在し、程度も大きいのが特徴です。

自己評価が低い子供の特徴は?

自己評価が低い子供は、以下のような特徴があります。

  • 完璧主義である
  • 自分に対して否定的な言動が多い
  • 他人をすぐに批判する
  • 人の言動をうかがい、自分の意見を言うことが苦手
  • 一つの人物・物事に依存する傾向がある
  • 褒められることに過剰に反応する
  • 自慢する傾向がある

自己評価が低い子供は、高い理想を持っていることがあります。

理想が高すぎるからこそ、そこに到達することができない自分を過剰に低く評価してしまうのです。

 
また自己評価が低い子供は、他人を批判することが多くなる傾向があります。

これは、意識的に行うか無意識に行うかに関わらず、他人の価値を下げることにより、相対的に自分の価値を上げようとしているためです。

 
自己評価が低い子供は自分に対して満足をしていないため、一度褒められると過剰に反応し、自分を認めてくれる人物や物事に依存し、やたらと自慢をするのです。

家庭環境に問題がある?

子供は家庭、学校、友人関係を狭い世界で生きており、一つの環境の影響を大きく受けてしまいます。

中でも一日のうち、最も長く同じ時間を過ごす親の影響は非常に大きなものです。

 
子供のためを思って行うあなたの言動が、知らず知らずのうちに子供を追い詰めている場合があります。

子供を不登校・引きこもりにする恐れがある親の言動は、以下の通りです。

些細なことで感情的に怒る・怒鳴りつける

子供が間違いをおかしたときに、強く叱ることで、二度と子供が間違いをおかさないようにしようと考える親は多いです。

しかし多くの場合、それは子供の自尊心を傷つけるとともに恐怖を植え付け、子供の自己評価を不当に下げてしまいます。

 
子供と親は、人生の経験が違い、知識の量も違います。

親にとっては当然に正しいと分かることも、子供は未だ正しいか否か判別を続けている最中なのです。

 
あなたが自身の考えを子供に伝える場合は、感情的にならず、論理的に伝え、常に子供が自発的に考え、物事を検討する余地を与えましょう。

褒めない

例えば、子供が学校で良い成績をとったときに、しっかりと褒めてあげているでしょうか?

褒めるのは慣れないと恥ずかしいものですし、あまり小さな成果で褒めていては子供が伸びないのではないかという不安もわかります。

 
しかし良い行いがあれば、普段からしっかり褒めてあげてください。

子供にとっては、学校のテストで良い点数をとることも、同級生より運動ができることも大きな喜びです。

 
喜びを共有することをせずに育てると、子供は自己評価が低くなってしまいます。

コミュニケーション不足

忙しいと、子供の普段の生活の話を聞く機会を疎かにしてしまいます。

こういったコミュニケーション不足も、子供の自己評価を低くすることに繋がります。

 
子供は知識と経験に乏しく、大人ならば悩まないことでも大きく頭を悩ませます。

そういったときに親に気軽に相談できないと、子供は自分の力だけで問題に立ち向かわなければなりません。

 
その結果、失敗することが続くと、自己評価が低くなっていきます。

「今日は何かあった?」「別に何もないよ」こんな日常的な問いかけが、大切なのです。

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不登校・引きこもりの子どもと、どうやって接すればいい?


子どもが不登校・引きこもりになってしまうと、どう接すればいいのか分からなくなる事もあります。

以下では、子供が不登校・引きこもりとなった場合の、子供との接し方について解説します。

無理に理由を聞きださない

子供が話したがらない場合、無理に理由を聞き出すことはしない方が賢明です。

それは不登校・引きこもりの原因を、子供自身が正確に把握できていないことが多いためです。

 
不登校・引きこもりは1つの明確な理由が存在し、その結果起こるという単純なものではありません。

大人が何とか現状を解決しようとしても、子どもはそれに応えることができないと、自分の評価をさらに下げてしまいます。

注意
ただし、子供から積極的に理由を話してきた場合は、しっかりと相談に乗ってあげましょう。

いつも通り接してあげるのが〇

不登校・引きこもりになると、子供自身がそれを負い目を感じています。

親が落胆や不安を表に出してしまい、子供に対してよそよそしくなると、子供の心に大きなストレスがのしかかります。

 
子供が不登校・引きこもりになっても、いつも通り接してあげましょう。

そうすると、子供の心に安心と勇気が湧いてくる可能性が高くなります。

すぐに別の選択肢を用意しない

子供が不登校・引きこもりになると、あなたは子供の将来に対して大変な心配を抱えるはずです。

そして子供に対して、「今の学校は辞めてもいいから、次の学校を探そう」「通信制でもいいんだよ」「学校へ行かないなら、別の道を探そう」と新たな選択肢を提示してしまいます。

 
しかし、これは逆効果であることが多いです。

一見すると、子供の選択を尊重しているようにも思えるのですが、不登校・引きこもりとなった子供に最も必要なものは、「自分とゆっくりと対話する時間」です。

 
周囲があまりにお節介をやくと、子供はさらに自分の殻にこもってしまいます。

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子どもの不登校、誰に相談すればいい?


ここまで、子供が不登校・引きこもりになる原因と、接し方についてみてきました。

しかし、言葉にするのは簡単でも、実際の場面で適切な対処ができるとは限りません。

 
そこで、以下では、子供の不登校・引きこもりをどこに相談すべきかについて紹介します。

学校の先生は、手が回らない場合も

子供の不登校・引きこもりを相談する相手として、学校の先生は必ずしも適切とは言い切れません。

学校の先生は1人でクラス30人以上の子供を受け持っており、どうしてもあなたの子供だけに時間を割くことができないためです。

 
いずれ来るべき復帰に備え、学校の先生と考えを共有することは大切ですが、子供のこと全般を相談するには学校の先生は忙しすぎるかもしれません。

病院や専門家に相談

心療内科の医師やカウンセラーは、不登校や引きこもりの相談相手として非常におすすめです。

彼らは不登校・引きこもりに関する相談を多く受けていますので、解決のノウハウを豊富に持っています。

 
子供と直接話してもらうのも良いですが、まずは保護者が医師やカウンセラーに相談し、子供との接し方や復帰の計画などを練ることをおすすめします。

保健室や図書室通いもあり

子供に少しでも学校へ戻ろうという気持ちがあるならば、無理をさせない範囲で保健室登校・図書室登校という選択肢をとることもできます。

子供がいずれ自分自身の内面を整理し、学校に本格的に戻ろうと勇気を振りしぼる時に備え、子供と学校の接点を作っておくのです。

 
他人および外の環境との接点を確保しておくことは、子供の大きな勇気となります。

しかし、それらもあくまで子供に無理をさせない範囲にとどめてください。

 
まずは、あなたが学校の先生と話し、保健室登校・図書室登校ができる環境を作ってあげましょう。

この記事のまとめ

  • 子供が不登校・引きこもりとなったら、いつも通り接してあげることが大切
  • 不登校・引きこもりの原因は、子供の自己評価の低さにあることが多い
  • 無理に理由を聞き出さず、子供の決断を焦らせない
  • 医師やカウンセラーに相談しつつ、外の環境との接点を作ってあげる

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